◆≪最大成果を宣言≫ ちょっと頑張ろう 2484号   2016/7/6 水曜日

≪成長への転換――未来への挑戦 最終回≫

時は進む。
何が起こっても、時は進む。
始まりがあれば、終わりがあり、終われば新たな次が始まる。
命ある限り、意思がある限り、次がある。

≪ちょっと頑張ろう≫は2005年11月7日から始まった。
金沢から東京へ戻る列車の中で第1号を書いた。
きょうを最後としたが、明日から新たな時が始まる。

11年間、平日の大半の朝、2時間から3時間を使っていた。
毎朝に書く習慣ができて、継続する意味を改めて知った。
ただ、継続するのではなく、時の意味を学んでいた。
この間に、書き方、考え方、材料の使い方、方法と方向について学んだ。
表現姿勢も4度ほど変化したように思う。

一日のヘソの持ち方を覚えた。
2007/12/11 0509号で「一日のヘソを持っていますか?」を書いた。
これ以外に「一日のヘソ」を、1215号、1883号、2003号、2213号と書いている。

様々なテーマを扱ったが、人が成長する、活躍する方法、方向を考え、表し続けた。
大半の人が組織に所属する。
組織人として、社会に関わり、社会での役割を果たしているはずである。
組織人として成長すれば、
キャリアアップすれば、自らの姿を社会に映しだせているはずである。
読者と共に、その姿を目指したつもりであった。

考えている方向と方法、要素について過不足がないかを確認するための方法として、
部分と全体、相関・相反について述べた。
4方向を検討して、最適さを構築する方法である。
形としては『マネジメント考―十分な思考を築くために』で一つにまとめた。
http://www.seedwin.co.jp/mamagement.html

当社では、2001年から毎日、全国紙5紙の新聞社説を収集し、1ヶ月単位で分析している。
一時期、社説タイトルをブログ及びHPで掲載した。
だが、著作権等についての問題が出てくる可能性があるので、
現在では、研究資料として、会員ページで表している。

2001年からの社説タイトル一覧を一つにして眺めてみると、現代史の断面が現れる。
社説、新聞記事が、歴史を日々に刻んでいると納得できる。
自分たちの活動が、歴史を作っているのだ。
歴史に名を残すなどが問題ではなく、歴史に関わっている。

自己実現を果たそう、キャリアアップをしようとすれば、社会に関わらずにはおれない。
今に生きて、活動しているのは間違いない。
結果として、歴史を作っているのだ。
明日は、もっと頑張ろうと思っているならば、さらに、社会に深く関わる。

自らを少し考える。
明日の予定を組み立てる。
ちょっと勉強をしてみる。
何等かの提案を試みる。
こうして、日々を積み上げ、意識せずとも明日に挑戦をしているのだ。

自らの行動を知覚してみよう。
社会との関わりを、組織を通して間接的にでも意識してみよう。

日々が明日への挑戦なのだ。


――『ちょっと頑張ろう』は今回で終了します。
以降、不定期にはなりますが、会員ページで具体的な事例を織り交ぜながら展開します。



●≪Management BLOG≫終了のお知らせ
今週のブログ「成長への転換」を最後にして、≪Management BLOG≫終了させて戴きます。
11年間、ありがとうございました。
2005年11月7日から始め、本日2016年7月6日、2484号を持って終了します。
今後、BLOGを執筆していた時間を、
「人文組織工学」と「マネジメント考」の充実に使わせて戴きます。


copyriht© SeedWin all rights reserved.