◆≪最大成果を宣言≫ ちょっと頑張ろう 2481号   2016/7/1 金曜日

≪基本の形――革新する形≫

━ 革新する形を、私が分かっているのではない。
革新する形へと入っていく方法、条件は挙げられる。
方法、条件を得られれば、自らの革新する形が作られるのではないか。

創造する形は、動と静、内と外の対比から始まった。
革新する形は、内なる条件を整えて、外に向かって働きかけていく姿だろう。
外で起こっている歪み、矛盾からの発展的バランスが一つの視点になっている。 ━


解を外に求めようとする限り、革新は起こらない。
外に解を求めれば、他の革新に従うのみである。
他の革新は利用し、活用すべきものであって従うのではない。

無感動の日々が続く。
むしろ、苛立ち、虚しさがあり、アンマッチな日々が続き、
ただ眺めている自分の姿を見つける。

仕事に懸命になっていても、感動する時は少ない。
もしかしたら、感動などはないかもしれない。
だが、感動できるとしたら、自身が感動を思い出したとしたら、
創造か革新の機会が近いかもしれない。

冷めた眼で周囲が見れるとすれば、何かを探している自分がいるのかもしれない。
探せる自分は、持っているモノがあり、不足している何かがあると気付いている。
何より、同じステージを持つ仲間を探しているのかもしれない。

持てるモノで探している。
ステージを得ようともがいているか、既に活動しているステージを活かそうとしている。
さらに、社会に対して、働きかけられる期待を持っている。
もし、外に働きかける意思をなくしているとすれば、隠遁するしかない。

命をつなぐために仕事をする。
その命は、感動できる命である。

革新には大きく二つの対象がある。
無いモノを創りだして、社会を動かそうとする姿勢である。
もう一つが、人、物、情報、知識の流通に関わる姿勢である。
共に、見えているモノ、見えないモノの、無を有に変えようとする。

流通に関わる行為は、人々の意識を刺激する。
自分の意識の転換はできても、他の人々の意識の転換を強要できない。
徐々に、有形、無形のモノの提供を続けていきながら、人々の見えるモノを広げていく。
提供するモノでの大きな変革は許されない。
気付かない程度の変更から始めるしかない。
僅かな変化を創り出そうとする。
それば、既に変化を始めているところへの加速度的な力を加えるモノである。

変化の要素が無いところへの変化を持ち出せば、理論として理解できても、賛同はされにくい。
賛同してもらおう、行動を変えてもらおうとすれば、余計な力と時間とコストがかかる。

自らの知識を、今よりも少し先の未来へ適応させる。
電燈の発明は、電燈だけでは済まなかった。
街に、家庭に電燈が入るまでの条件が要った。
動力が、生活に入るまでも多くの年月がかかった。

知識の転換導入には、さらなる時間がかかる。
知識活性のエントロピーが高いが故に、転換は速いかもしれない。
モノと認識との組み合わせが、革新には必要である。
転換、革新への時間は、昔と対して変わらないかもしれない。

革新は、一人が理解しても仕方がない。
革新には、四次元と平行次元での戦略が必要なのだ。

自らが持てる方向と技術、
外部で起こっている正と負、ギャップ、矛盾を取り出してくるところから、革新が始まる。



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