◆≪最大成果を宣言≫ ちょっと頑張ろう 2420号   2016/3/30 水曜日

≪成長を意識する――成長とは≫

━ 自らの得意を知り、得意を卓越化させる。
卓越させるために、さらに学び、経験を積む。
次第に自信ができて、自らが充実していく。
分かる事柄が増えて、意味が分かり、仕事の質が変わってくる。

これが成長である。 ━


一つの意味が分かれば、他の意味が次第に分かってくる。
分からないところができて、分からないところを放置するのではなく、考えるようになる。
これで、一つ成長した。

一つの意味が分かって、他の意味を考えるようになって、
分かった意味を振り返り、深く考えてしまう。
深く考えて、異なる意味に気付く。
今、気付いている事柄が、一次的であり、意味が変化し、広がるのだと知り、
さらに、一つ成長した。

仕事をするは、単純に役割を果たすのではなく、仕事の意味を考える。
自分にとっての仕事の意味と、組織にとっての仕事の意味を考える。
自分が求められていものを考えようとした時、成長のステップを上げる。

自らの責任を考える。
責任を考え、責任のある仕事を考える。
仕事に責任があるのではなく、責任のある仕事である。
すべての仕事に意味があり、自分に責任がある。
ここで、元に戻って、自らの得意は何かに気付き、卓越しようとする。

意味を考え続ける限り、成長に、限度はない。
仕事を完璧に行おうとして、完璧とは何かを考え、今の自分にとっての完璧を知り、行う。
仕事が終わって、
不十分であるところに気付き、完璧でなかったと思い、次は完璧に行おうとする。
成長のプロセスであり、伸び続ける可能性を見いだしたのだ。

一つの意味に気付き、意味が変わっていく。

仕事の結果を記録する。
仕事の前提、アプローチ、プロセス、結果、そして、完璧さを記録する。
記録して、気付きが産まれる。

自分と仕事の方向性について気付き始める。
「方向性」を知り、理解するのは大切である。
理解していなければ、今の仕事に流される。
今の仕事は大切であるが、次への仕事がもっと大切である。
次への仕事が大切であるが故に、今の仕事が完璧でなければならないと知る。

成長は、仕事にあるのではなく、自分自身にあるのだ。
成長を思わない者は決して成長しない。
できるようになる事柄が増えても、出来ることへの意味と方向が分からねば成長はない。
卓越しないどころか、自分自身をも表現できない。

顧客満足を仕事の結果として言う者は多い。
だが、顧客の満足を適切に述べる者は少ない。
満足の意味が、自身の満足に置き換えてしまっている。
モノを得たことが、顧客の満足ではない。
得た後が問題であるはすだ。

他の者の満足を知覚する者は成長する。



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