◆≪最大成果を宣言≫ ちょっと頑張ろう 2419号   2016/3/29 火曜日

≪成長を意識する――意識の多次元化≫

━ 意識には軸があるはずである。
正中線のような、まっすぐな、姿勢を正すような、ズレのない軸が必要である。
でなければ、フラフラと漂ってしまう。
意識があって、意識の広がりがあって、意識が明瞭になっているはずである。

意識があり、意識して、モノを視て、考え、行動しているはずである。
意識のキーワードを持っている必要がありそうだ。 ━


意識するところから始めなければならない。
意識しているから、計画がたてられ、行動ができ、目的に向かえる。
目的意識がなければ、行き当たりばったりになってしまう。

仕事があるから、仕事をしておれば良いだけでは済まない。
仕事の始まりと終わり、結果と成果、結果の後の次への方向と方法がある。
自らが決めて、自らの思いで、始めれば、成果のあり様も、満足が大きくなる。

自らの意識の世界は、どれほどの広さがあるのだろうか。
どれ程の深さがあるのだろうか。
意識していると意識したとしても、判断は習慣でしているのではないか。
習慣でしているとすれば、結果が悪くなっても良くなるはずはない。
周りが変化しているし、進歩しているのだから、
習慣的判断は、安全と思っているが故に、危険が大きくなってしまう。

何気なくしている事柄は、すべて無意識か、習慣的意識の範囲にある。
見ようとして見なければ、見えるものはない。

自分の気持ちを占めているものを知らねばならない。
気持ちを占めているのだから、その占めているものでいっぱいになっている。
時間がたって、占めているものが変わったとき、意識は広がったのだろうか、
新たなものと入れ替わったのだろうか。

入れ替わったとしても、
以前に占めていたものがすっかりなくなってしまったのではないだろう。
意識の総和は、常にいっしょなのだろうか。
昔から変わらない意識は何だろうか。

意識を占めている事柄をキーワードに置き換えたら、
どんな単語がどれほど出てくるのだろうか。

ある種の問題にぶつかったとしよう。
問題について、問題を解決するか、逃れる方法を考える。
そのとき、中心になるキーワードは何だろうか。
「無事」が出てくるのだろうか。
「安全」なのか、「発展」なのか、「以前」の形なのか。
それとも「革新」なのか。
挙げられたキーワードは、自分に対してなのか、相手に対してなのか。
この対象は、自らの意識の中心にきている。
誰でも、「自分」を中心にしているかもしれないが、ウエイトをかける程度が問題である。
100%「自分」にとってとなれば、仕事の精度も結果も得手勝手になってしまう。
仕事とは言えないだろう。
「革新」にしても自分に対してであれば、周りは関係がなく、やはり得手勝手となる。

仕事は時間と共に進み、静止しない。
見えている事柄も、静止しておらず、時間と共に何かが関わる。
意識は、見えるものに左右される。
しかし、時間は常に進んでいる。

喜怒哀楽、感慨、諦めは、時間が経過して起こる。
三次元で見ているが、意識は四次元にあって、仕事は、他の者の同じ四次元があって、共に進む。
意識の置き所は、四次元と共に、他を含めた平行次元になっているはずだ。

戦略作成は、自身が立てるが、目的は他にあるのだから、四次元の平行次元になっている。

意識は自分の中にある。
行動としての対象、結果は外部にある。

まず、意識は、見えているものの三次元から、時間経過を伴う四次元へと進めねばならない。
成長を望むならば、他に対してが大半を占める。
とすれば、四次元の多数の平行次元にならざるをえない。

この時、自らを占める意識のキーワードを挙げて置く必要がある。


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